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チューリップが咲くと一気に春になった!と感じる方も多いと思います。
入学式の前になると、パンジーとともに花壇に咲いているイメージが強いのではないでしょうか。
チューリップは切花として、お部屋に飾って楽しむことができます。
花壇や鉢植えだけでないチューリップの魅力と楽しみ方をお伝えいたします。
チューリップの切花 品種について
春になると市場にはたくさんのチューリップの切花が並びます。
品種はとても多く、赤や黄色だけでなくオレンジ色やピンクや紫やグリーンのお花もあります。
また八重咲きや花びらにウェーブがかかったものもあり、可愛らしく大変魅力的です。
新潟県や富山県が有名ですが、切花の出荷も多く上質です。
最近では私の地元、兵庫県の六甲でも、とても質のいいものが出てきましたのでそちらもよく仕入れています。
- ピンク
- 八重 アンジェリケ ミラクルピンク
- 紫
- ブルーダイヤモンド 紫水晶
- 白
- マウントタマコ コケット 白雪姫
- グリーン
- スプリンググリーン スーパーパーロット
- オレンジ
- バレリーナ モンテオレンジ
新鮮なチューリップの見分け方
仕入れたてのチューリップは、茎が太く花びらも分厚くてしっかり閉じています。丈は等級にもよるので、長いものあれば短いものもあります。
仕入れてから長く時間が経過したものは、花びらが大きく薄くなり透き通ってきます。
また葉から花までの茎が長くなります。長くなった茎は柔らかいのであまりお勧めできません。
もし購入されるときは、入荷日を教えてくれるところもありますから、花屋さんに聞いてみてくださいね!
チューリップ切花の日持ちについて
仕入れたてのチューリップは、たとえば寒い玄関に飾っておくと1ヶ月くらいはもちます。
信じられないかもしれませんが、本当なんです。
マンションのように暖かい玄関でも2週間くらいは咲いていてくれます。
先ほどお教えした、入荷したてのチューリップが手に入ると長く楽しめることが可能です。
切花は野菜と同じように鮮度が命です。
花びらの様子や茎が柔らかくないかなど、見極められるようになったらいいですね。
チューリップの切花を長持ちさせる方法
チューリップに関しては水揚げがいいので、水きり方法は心配しないでも大丈夫です。茎をまっすぐ切って花瓶に入れてください。
長く咲く花ですので、花瓶の水が汚れたら花瓶を綺麗に洗って水を替えてください。
花瓶になみなみ水を入れると、茎が水に使って腐ってきますので、花瓶の水の量は、下から5センチくらい水が入っていたら大丈夫です。
知らない間に水を吸って花瓶の水がなくなってかれてしまうことがあるので、水切れに注意してくださいね。
一番大事なのは、寒いと感じるくらいの場所に飾ること。これが一番大切です!
チューリップって切花なのに伸びてくるってほんと?
はい、伸びてきます。
暖かい暖房の聞いた部屋に入れて一晩置くと、一晩のうちに10センチくらい伸びることがあってびっくりさせられます。
急激に伸びた茎は折れやすくなりますので、伸びる前くらいの長さにはさみで茎を切ります。そのまま花瓶にいれて飾ってください。
チューリップは光が大好き
チューリップの茎はしなやかなので、そのしなやかさを生かしたアレンジを作ったり花瓶に生けても、次の日になると首をもたげて違うデザインになったりします。
茎は正の屈光性(向日性)があるため、下に向いていた茎が光のほうに向うためらしいです。
元のデザインに戻したい場合は、元の向きに変えて見ましょう。また首を持ち上げてきますが、それを楽しんでチューリップと向き合ってみてください。
チューリップの出回る時期
市場には11月くらいになったら登場してきます。ピークは1月から3月末ごろまでです。
1月くらいに出回るチューリップは、つぼみも小さ目が多いです。3月にはいるとつぼみ自体が大きくなりとてもよい状態で出回ります。
チューリップをアレンジメントに使いたい
普通にアレンジメントの花材として、フローラルフォームに挿すことができます。
バラなどの茎よりかはやわらかいので、斜めに切らずに茎に対して真横にきると挿しやすいです。
斜めに切ると、フローラルフォームに挿さらないこともありますから切り方には注意してください。
いかがでしたか?
チューリップの魅力が伝わったでしょうか。
春になったらチューリップの切花を購入されて楽しんでくださいね。
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