コラム

アジサイの切り花を長持ちさせる方法と飾り方のコツ【フラワーアレンジの基礎】 

アジサイの切り花を長持ちさせる方法

6月に入り、アジサイの美しい季節になってきました。
庭に咲くアジサイを切り取って、生け花で楽しまれる方も多いでしょう。

「アジサイを生けた次の日には萎れてしまった」と、いう悩みを聞くことがあります。今回は、切り花のアジサイを長く楽しめる簡単な方法をご紹介いたします。庭から切ったアジサイでも、購入されたアジサイでも、対応は同じです。ご参考にしていただけましたら幸いです。

庭に咲くアジサイを切り取る

庭に咲くアジサイを切り取ってみましょう。
写真はアトリエの庭で、鉢植えで育てているアジサイです。茎の木化したところから切り取りました。
暑さに弱いので、切り取る時間帯はあまり気温が上がらない朝方や夕方が良いようです。

いける前に葉を取り除きましょう

切り取ってすぐのアジサイです。
茎にたくさん葉がついていますね。
水に浸かる部分の葉を取りましょう。ハサミで切り取ってもよいですし、手でちぎってもよいです。購入されたものは、葉を取る処理をされていると思います。

葉を取る理由は2つ

葉を取る理由は2つあります。

1.水の汚れを防ぐ

花瓶にアジサイを活ける場合、葉が付いたままですと、水に浸かった葉が腐ってきます。腐って雑菌が増えて水が汚れてしまうと、枯れる原因の一つになります。

2.蒸散を減らす

葉の表面には、気孔という小さな穴が開いていて、そこから呼吸をしながら水蒸気を出しています。蒸散をして体から水分がなくなると、茎からたくさんの水を吸わなければなりません。
水を吸うことに力を使い、疲れて早く萎れてしまう原因になります。

アジサイを長持ちさせるためには茎を水切りをする

水を張ったボールの中で茎を切ります。
斜めに切ることで、水を吸い上げる切り口の表面積を増やします。

切り花のアジサイを元気に咲かせるポイントはこれ!

茎の先を水切りすることや、斜めに切るところまではご存じの方も多いのではないでしょうか。ここから、とっても簡単でアジサイを長持ちさせる、とっておきの方法をご紹介いたします。

写真のように、茎の先の中にある白いワタをはさみの先で掻き出します。

茎の先の中が空洞になりました。
しっかりワタを掻き出すことで、水が格段に上がりやすくなり、シャッキリ元気に咲いてくれます。

萎れたら何度でも切り戻してOK!

水が上がって元気にしていたアジサイが、朝起きたら萎れていた!
そんな時はもう一度水切りをして、茎の綿を掻き出してください。また元気になるはずです。萎れたら何度でも水切りをして、ワタを掻き出す。3回でも4回でも行ってもかまいません。

かなり萎れてしまった場合は、上記の処理をして、水を張った器にアジサイごとつけておきましょう。1~2時間たつとしゃっきりするはずです。それでも戻らない時は、寿命ですのでさよならしてください。

アジサイを長持ちさせるための水の量

茎の先が5センチ位つかるように花瓶に水を入れます。(写真は花瓶の方が背が高いので、茎が5センチ位つかるように水の量を調整しています。)
水を吸うのは茎の先からですので、茎全部が水に浸かる必要はありません。茎全部が水に浸かると、葉と同じように腐ったりして水を汚して、かえって寿命を縮めてしまいます。

アジサイのおしゃれな飾り方

庭のアジサイを素敵に飾る

いろんな形のガラスの器に、高さを変えて飾ると素敵です。

おしゃれな紫陽花の飾り方

花瓶がなくても、普段使っていないグラスや雑器でも代用できますので、まずは気軽に1輪からも飾ってみて下さい。

アジサイのドライフラワーの作り方

ドライにした秋色紫陽花をかざる

アジサイをきれいにドライフラワーにしたい時は、切たての瑞々しいものは向きません。

購入される場合は秋色紫陽花と呼ばれるものを、庭から切る場合は、梅雨が終わって7月末ごろ、花びらのように見えるガクが緑になったものを使いましょう。下に向けて下げておくだけできれいなドライフラワーが出来上がります。

関連記事:ガーベラの切り花を長持ちさせる5つのポイントと飾り方のコツ【フラワーアレンジメントの基礎】

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