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イギリスではアレンジを作るために、庭から花やグリーンを摘んでくるカッティングガーデンというものがあります。 アトリエフィーズでも小さな庭にグリーンを植えて、生徒さんにカッティングガーデンを楽しんでいただいています。(3月~12月頃まで)
今回はフラワーアレンジメントに使えるローズゼラニウムの紹介と、その育て方をお伝えいたします。
ローズゼラニウムの育て方と増やし方
ローズゼラニウム フウロソウ科 ぺラルゴニウム属 学名 Pelargonium roseum
ローズゼラニウムの特徴
葉をこすると、ローズに似た香りがすることから名前がつきました。
芳香成分は「シトロネラール」が含まれており、自律神経を調整する作用があることから、レッスン中に癒される気持ちになるのもうなずけます。
ローズゼラニウムの育て方
初心者向き
プランターに軽石(パミス)を厚さ7~8センチ敷き詰つめ、その上に園芸用の土をいれます。
地植えの時も、花壇を耕し園芸用の土を足してから、園芸店で購入してきた苗を植え付けます。
最初に鉢から水が流れ出るくらいたっぷり水を上げてから、乾燥気味に育てます。
真夏は毎日水をあげてください。
ローズゼラニウムの増やし方
挿し芽の仕方
5~10センチくらいで切り取ったローズゼラニウムを、2センチくらい土の中に埋まるように挿しておきます。
挿し芽の時期
4~5月、10~11月頃
上の写真は11月頃に挿し芽をしたあと、3月頃に撮影したものです。
用土
園芸用の土でよいです。
肥料
園芸用の土には、腐葉土や緩行性の肥料が初めから入っているものがほとんどですから、必要ないと思います。
水やり
真夏は毎日やってください。(水道水でOK)
それ以外は土を触ってみて、乾燥していたら水をやっててください。
乾燥気味の環境を好みますので、湿った土に毎日水をやると根腐れして枯れてしまいますから、水のやりすぎには注意してください。
場所
半日陽が当たれば、問題無く育ちます。寒さに弱いので、地植えの場合はひさしのある場所に植えて霜に当たらないようにしてください。
プランターの場合は、ひさしのある場所に移動させます。雪が積もったり、霜に当たると枯れてしまいます。
ベランダも同様ですので、真冬は窓側に寄せるなど霜対策をしてください。
切り詰め
植えてから1年くらい経つと、根元の方が木化して増長してきます。見た目も良くないので、11月頃に根元を10センチくらいまで切り詰めてください。
3月くらいから、切り戻した古い株から芽を吹き始め、次の夏には勢いよく葉を伸ばすと思います。
ローズゼラニウムをフラワーアレンジメントに使う
ローズゼラニウムの使い方
切り方
*葉っぱだけを切り取って使う
*茎を10センチくらい切り取って使う
挿し方
水切りをしてフローラルフォームに挿します。
茎が柔らかいので、茎の一番したを持って挿してください。
おわりに
ローズゼラニウムの育て方がお分かりいただけましたでしょうか。
比較的簡単にできますので楽しめると思います。。
次の夏には増えすぎて困っちゃう!そんなお庭になっているかもしれませんね!
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