3月末から4月頃の桜が咲くころ、庭やプランターに植えたチューリップも一斉に咲き始めます。今回はたくさん植えたチューリップを6本だけ切って、アレンジメントを作ってみました。
そのアレンジの作り方と、切り花のチューリップの扱い方をご紹介いたします。
切り花のチューリップのおしゃれなアレンジの作り方
庭からチューリップを摘んでこよう
このアレンジを作ったのは、2020年4月の事。
50球植えたチューリップが一斉に咲いたので、一緒に植えているハーブも摘んでアレンジを作ろうと思いたちました。
切り取る時は、地面からすぐのところでチューリップの茎を切りました。
イギリススタイルアレンジはグリーンで形を作ってから
イギリススタイルアレンジの特徴は、グリーンから挿します。
写真のように、花器にオアシスが1~2㎝出るようにセットしてから、横から挿します。上から見た時に、円を描くように挿すのがポイントです。
チューリップをオアシスに挿す時のポイント
切り花にしたチューリップをオアシスに挿しましょう。
チューリップの茎の先は水平に切るのがポイントです。球根の花は、茎が柔らかい特徴がありますので、斜めに切らない方が挿しやすいからです。花瓶に挿す場合も同様です。
チューリップの茎が曲がる時は?
チューリップの茎が柔らかいので、花の重さにより茎がしなり曲がります。こういう場合は、しなりに逆らわず花がなびく方向に自然に見えるように挿したり、生けたりしましょう。
またチューリップは、アレンジした後も茎が成長し伸びますので、伸びた分茎を切るとバランスが保てます。暖かい部屋に置くと一晩で10センチ位丈が伸びたりしますので、気温の低い部屋に置く方が長く楽しめるでしょう。
ビオラも切り花にしてアレンジに入れよう
庭に咲いていたビオラも一緒にアレンジしましょう。丈が短いので、なるべく地面に近い茎ごと切り取ると長持ちします。
ビオラやパンジーは、近年切り花としても人気です。花だけですと、1日で枯れますが、茎ごとアレンジすると蕾が次々に咲き、長く咲いてくれるでしょう。
庭から切ったチューリップのアレンジが完成しました。
隙間にグリーンを挿しています。この時、チューリップよりグリーンの高さを低くすることで、庭のグリーンの間からチューリップが生えているような風情が表現できると思います。
チューリップの切り花としての楽しみ方
チューリップのアレンジを飾る最適な場所は?
チューリップは切り花にしても、意外と長く咲きます。庭から切った新鮮なものですと2週間くらい綺麗です。
先にも書きましたが、チューリップは暖かい場所に飾ると、切り花にした後も成長して丈が伸びますので、なるべく気温が低い場所の玄関などに飾るのがお勧めです。
ティータイムを楽しむためにテーブルに飾ったあと、場所を変えて気温の低い場所に飾るといいですね。
チューリップの切り花の丈が伸びた後の処理
寒い所に置いていても、気温が上がってチューリップの丈が伸びた場合は、一度オアシスから抜いて茎を切りましょう。切ってからまた挿しなおすとバランスが良くなります。
おわりに
庭やプランターに咲いているチューリップの楽しみ方が伝わったでしょうか。
私はアレンジをするだけでなく、アレンジやや庭を写真に残して楽しんでいます。花のある暮らしは、育てること、アレンジすること、飾ることと、たくさんの楽しみがあります。
あなたのご参考になりましたら幸いです。
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