目次
今回は、フレッシュな針葉樹を使ったクリスマスリースのつくり方と材料をご紹介します。
クリスマスを迎えたあとは、乾燥してゆっくり時間をかけてベージュ色に変色していきます。
きれいなドライリースにするには、素材を選ぶ必要があります。
それでは作り方と素材を見ていきましょう。
クリスマスリースの作り方
まずはレッスン動画を見てください。 太いワイヤーをベースにして、リースワイヤーで15センチくらいに切ったグリーンを束ねて巻きつけていきます。
クリスマスリース作りレッスン動画
クリスマスリースを作るときのポイント
ポイントは、ワイヤーを強く引くこと。 理由は、植物は乾燥すると縮みますので、ワイヤーがゆるいと形が崩れたり抜けてきたりします。 クリスマスが終わったあとも、乾燥させて長く飾れるので、しっかり巻きつけておきましょう。
クリスマスリースに向くグリーン
昔からクリスマスに使われて来たグリーンは、永遠を表すエバーグリーン。もみの木が代表ですが、現代でのリースはインテリア性が強く、特に使わなくてはいけない木という決まりはありません。 手に入りやすい、針葉樹やユーカリなどが人気です。 今回は特に、きれいなグリーンの色を残したまま乾燥するグリーンをご紹介いたします。
サツマ杉(ヒムロ杉)
ヒノキ科 スギ属 学名 Cryptomeria japonica (L. f.) D. Don
11月頃からお花屋さんでも購入できます。最近はネットでも簡単に入手できますのでチェックしてみてください。
関西より西は「サツマ杉」と呼んでいて、関西より東は「ヒムロ杉」と呼ばれているようです。同じものだと思います。
ユーカリ
フトモモ科 エウカリプツス属 学名Eucalyptus
ユーカリにはいろんな種類があります。今回使用したのはグニーユーカリです。
乾燥したものは折れやすいので、新鮮で柔らかいもので作りましょう。
葉の形状が違いますので、お好きなユーカリを選んでください。
どれを使っても使いやすくて、すぐに乾燥しますので問題ありません。
*グニーユーカリ
*銀葉ユーカリ
*ユーカリポポラス
*ユーカリグロブルス
グリーンアイス
ヒノキ科 イトスギ属 学名Cupressus arizonica
ブルーがかった緑が美しい針葉樹です。香りが非常に強いので森林浴をしている気分になります。
乾燥すると壊れやすいので、飾るときは振動のあるドアより、壁の方が向いています。
スターチス
イソマツ科 イソマツ属 学名Limonium
白い花のように見えるのはガクで、小さくて黄色い花を額の中に咲かせます。
スターチスは他にも、紫、ピンク、黄色、青、アプリコットなど色があり、イメージによって使い分けてください。
今回はシルバーグリーンに合わせて、白いスタ-チスを使いました。
クリスマスリースの飾り方
作ってすぐのクリスマスリースは、針葉樹やユーカリの良い香りがしますので、テーブルのセンターピースとして飾るのも素敵です。
リースの真ん中にキャンドルを入れて飾ってもいいですね!
火をつけるときは、そばを離れないでくださいね。
電池式の火を使わないローソクもありますので、安全に楽しんでください。
フレッシュグリーンのクリスマスリースをドライリースにする方法
壁やドアに飾っておくだけで、きれいなドライリースになります。
完全にドライになると、手で触ったり振動でぱらぱら落ちてきたりしますので、壁に飾った方が良いと思います。
1ヶ月くらいドアに飾ってから、壁に飾ると良いですね。
霧吹きで水をやってもあまり効果がなく、かびたりしますのでドライになるものだと理解して作っていただけたらと思います。
おわりに
クリスマスリースの作り方と、グリーンの選び方や飾り方の参考になったでしょうか。
ドライになるグリーンで何種類か作ってみるのも良いですね。
フレッシュグリーンでクリスマスリースを作りたいと思われているあなたの参考になれば幸いです。
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