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コーンシェイプアレンジの作り方
フラワーアレンジメントの基本形の一つ、コーンシェイプアレンジの作り方をご紹介いたします。ことが多いアレンジです。どこから見ても円錐形に見えて、全方向から楽しめるアレンジです。 ギリススタイルでは、ホールの真ん中にある丸テーブルの上に置いたて楽しむ 手順を覚えると、どなたでも作れるようになります。うまく作るポイントは、作る順番を守ること。それでは早速やっていきましょう。
花器にフローラルフォームをセットしましょう
グリーンから挿していきましょう
イギリススタイルフラワーアレンジメントの特徴は、グリーンを一番初めに挿します。 花器のへりに茎を当てて、水平にフローラルフォームに挿します。 挿し込む長さの目安は、2㎝程です。
手順は、まず十字にグリーンを挿します。この時向かい合わせのグリーンを違う種類のものを選びましょう。 左右非対称の方が、出来上がりが自然に見えるからです。花器底辺の水平より、10度くらい下がっているように挿します。
上から見ると、きれいな円形が出来上がりました。 イギリススタイルでは、グリーン形を作ることを、グリーンでホリエージを作ると言います。
最初は中心にグリーンを挿しましょう
それではアレンジを始めていきましょう。 一番初めは中心にグリーンを指します。 挿す場所は、十字のガイドラインを入れた中心へ。垂直に挿します。 挿し込む長さは2㎝くらいが目安です。
ポイントフラワーのバラ3本を挿しましょう
中心に向かって放射状に挿していきましょう。 写真の中にあるバラの1から挿します。
1を横から見たところ。 中心のグリーンの先端と底辺の先端を繋ぎ その線上から花首がでると立体的なアレンジが出来上がります。 2は1のバラより花首1つくらい高く 3は1のバラより花首1つくらい低く入れると、自然な感じになると思います。
次はラインフラワーを挿しましょう
ポイントフラワーが入ったら、次はラインフラワーを挿しましょう。 今回は3種類のラインフラワーを入れます。 最初はアフリカンブルーバジルを入れました。
次はクレマチスです。 先ほどのアフリカンブルーバジルより低くなるように、スパイラル上に挿しましょ
3種類目のスプレーバラをさらに低く、底辺に近い所にスパイラル上に挿しましょう。
短く切ったグリーンを底辺集辺に挿して形を整えます。
グリーンを短く切って低く入れることで、花が浮き上がったように見えるかと思います。
それぞれの花が、中心に向かって放射状に挿してあるのが分かりますでしょうか。
イギリススタイルフラワーアレンジメントは、花の間を蝶々が飛ぶくらいの空間を開けてアレンジすると、庭に咲いている風景や、野に咲く風情を表現できると言われています。
コーンシェイプアレンジ完成です。
コーンシェイプアレンジが出来上がりました。
コーンシェイプの完成です。横から見ると、きれいな△形ができています。
底辺が丸ですので、円錐形になります。ソフトクリームのコーンの部分を逆さにした形です。
使用花材のご紹介
向かって左から
*バラ ブルーミルフィーユ 1本
*バラ アルヌワブラン 2本
*スプレーバラ スプレーウィット 1本
*クレマチス インスピレーション 2本
*アフリカンブルーバジル スプレー 1本
使用グリーンのご紹介
向かって左から
*リキュウソウ(1/2 枝先)
*リキュウソウ(1/2 下部)
*トネリコ
*紅葉ヒペリカム
*ルスカス
おわりに
コーンシェイプアレンジアレンジの作り方のご参考になりましたでしょうか。
コーンシェイプアレンジを作りたいあなたのご参考になりましたら幸いです。
以下、フラワーアレンジメントの基本形をご紹介しております。よかったら、ご参考になさってくださいね!
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