目次
オーバルアレンジの作り方
フラワーアレンジメントの基本形、オーバルアレンジを作りましょう。
今回は庭で育てているグリーンを摘んできて、買ってきたバラとガーベラ、千鳥草でアレンジを作りました。
アレンジに使える庭で育てたグリーンもご紹介いたします。それではまず、作り方から見ていきましょう。
グリーン(ホリエージ)で形を作りましょう
イギリススタイルの特徴の一つ、アレンジはまずグリーンから入れていきます。
オーバルの形を作る目安となるように、十字にグリーンを挿します。
底辺がオーバルの形になるように、オアシスの横からグリーンを挿します。
オアシスの上にも10センチくらいの長さのグリーンを挿します。グランドカバーと言って、表面を隠す意味があります。
横から見たところ。グリーンだけで形ができました。花器の底辺より、少し下がるくらいが自然な感じが出てよいと思います。
花を挿していきましょう
ポイントフラワーになるバラを挿す
中心のバラは真っすぐに挿し、残りの4本は高さや角度を変えて挿しましょう。
▶point! すべての花やグリーンを、高低差をつけて空間を作るようにアレンジする。庭に咲いている自然なイメージを表現できます。
インパクトのある花(大きな花)を挿す
次は大きな花を挿します。空間がたくさんあるうちに大きな花を入れると、後から挿すところがない!なんてことはなくなります。
ラインの花を挿しましょう
千鳥草(ラクスパー)を挿します。1本にたくさん蕾が付いていましたので、切り分けて使っています。楕円形になるように、横に長い方に長めの花を挿すとバランスよく、オーバルの形が作れるでしょう。
中心のバラの横にグリーンを入れます
中心のバラを挿したすぐそばに、グリーンを入れました。今回はシルバーグリーンの白妙菊(ダスティミラー)を使っています。
蕾を散らして、グリーンで形を整えます
千鳥草の蕾や繊細なラインのを入れました。少し長めに挿して、動きが出るようにすればより自然な感じが出せると思います。
形を整えるために挿すグリーンは、低く挿しましょう。低く挿すことで、花が浮き上がって見え、庭にグリーンとともに咲いている姿を表現できるでしょう。
▶point! 小さな蕾は長めに挿すことで自然な感じが出せる。形を整えるために挿すグリーンは低く挿すことで、グリーンの中から花が浮き上がって見え、自然に生えているようなイメージが表現できます。
使用した花とグリーン
向かって左から
千鳥草(ラクスパー)
ガーベラ:ソープ(大輪種)
バラ:由香
アルストロメリア:ミルクティー
カラミンサ
向かって左から
ローズゼラニウム
ローズマリー
アイビー
白妙菊(ダスティーミラー)
レモンバーム
ローズゼラニウム
庭で育ててアレンジに使える植物
庭やベランダで育てたグリーンで、アレンジが作れたら楽しいですね!
今回のアレンジに使ったグリーンの中でも、特に簡単で良く成長し、切ってからも長持ちするグリーンを3種類紹介いたしましょう。
アイビー、ローズマリー、ローズゼラニウムです。
夏の暑さや冬の寒さにも強い植物です。ローズゼラニウムだけは、霜が当たると枯れますので、軒で育てるか、鉢やプランターで育てている時は、霜が当たらない壁側に寄せて育てたら冬を越します。
簡単な育て方やお手入れの方法をご紹介していますので、ご参考にしていただけましたら嬉しいです。
庭で簡単に育てられる植物のご紹介
YouTubeでご紹介 オーバルアレンジの作り方のレッスン動画
おわりに
フラワーアレンジメントの基本形、オーバルアレンジを庭から摘んだグリーンで作る作り方をご紹介いたしました。
ガーデニングがお好きで庭やベランダでグリーンを育てて、ぜひあなたも挑戦してみてくださいね。ご参考になりましたら幸いです。
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