目次
7月半ばになり、庭に咲く紫陽花もゆっくりグリーンになってきました。
フレッシュなアジサイが大好きですが、秋色アジサイも素敵です。
(写真はアトリエの庭に咲いているアジサイを切ったものです)
秋色アジサイとアジサイは何がちがうの?
実はアジサイも秋色アジサイも同じものをさします。
切り取る時期がちがうだけ。
咲きだしたばかりの瑞々しいアジサイも、7月半ば以降になると花から水分が抜けてきます。その状態のものを秋色アジサイと呼んでいます。
美しい秋色アジサイを手に入れる
7月に入り日差しが強くなってくると、アジサイの花に見える部分に
水分がなくなってきてグリーンがかってきます。
(注)花に見える部分はガクです。
庭に咲くアジサイも、7月半ばくらいになるとグリーンがかってきていませんか?
触ってカサカサした状態のものを切り取ってください。
秋色アジサイと言われているものと同じ状態のものが簡単に手に入ります。
上の写真はアトリエの庭から切ってきた秋色アジサイをガラス花器に活けました。
アジサイのドライフラワーの作り方
写真はリビングに飾っている秋色アジサイのドライフラワーです。
シンプルにワイヤーバスケットに入れただけで、インテリになります。
秋色アジサイのドライフラワーのつくり方
切り取ってすぐに1本ずつを麻紐やリボンで結わえて
逆さまにして2,3日吊っておきます。
それだけで簡単に綺麗なドライフラワーが出来上がります。
シンプルにカーテンのタッセルにさしてかざりました。(このタッセルは普段外さないので)
今回は生花で楽しんだ後にドライにしました。
触ると散りますので、長く楽しむポイントは動かさないことや、
人が通って触れるようなところには飾らないことをお勧めします。
美しいドライフラワーを作りたい場合は、思い切って、購入したり切った後すぐに吊って乾燥させます。
そうすると、散らない、状態のよいアジサイのドライフラワーが出来上がります。
毎年作って毎年取り替えるのも、季節が巡ってくるのを感じる素敵な暮らし方ですね。
市販されている秋色アジサイとの違い
市販されている秋色アジサイは、濃い紫色や深いグリーンが魅力的ですね。
これは温度や湿度管理をしっかり行うため、発色が可能になります。
高価ですが、とても長く楽しめますし、簡単にドライフラワーにもなりますから
ぜひ一度お試しになってくださいね。
おわりに
ご自宅でも簡単に手に入る秋色アジサイ。
あなたのお庭にアジサイを植えておられたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
TOIROさんにご紹介いただきました。
関西、西宮・芦屋エリアを中心に、自宅サロンや教室で活躍中のプロが 「美容」、「トレンド」、
「ライフスタイル」、「食」などを中心に ライフスタイルに役立つ情報をコラムで発信されています。
▼掲載URL
https://toiro-pr.com/life-style/ajisai-arrangement

谷川 文江(たにがわ・ふみえ) 株式会社アトリエフィーズ代表取締役。一般社団法人フラワーワークスジャパン代表理事。京都芸術大学芸術学部デザイン科卒業。同大学院芸術研究科修士課程修了。ファッションデザイナー、雑貨デザイナーを経てフラワーデザインを国内外で習得。1996年フラワースクール「アトリエフィーズ」を設立。2000年兵庫県西宮市に自らの設計素案・デザインにより、イギリスのゲストハウスをイメージしたフラワーサロンをオープン。2013年フラワーワークスジャパンを設立し、講師の育成にも力を注いでいる。「花とインテリアを通じて暮らしを楽しむ文化を創造する」を理念に幅広く活動中。著書に『切り花を2週間長持ちさせる はじめての花との暮らし』、『狭くても心地良い空間づくり はじめての極小ガーデニング』(共に家の光協会)がある。雑誌の連載、取材多数。3児の母。子供たちはみな成人し、定年後カメラマンとして活動する主人と3人暮らし。
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