目次
バースで選んだ宿泊先ウォルトンヴィラB&B
バースに滞在するのは今回で2度目。
一度目は駅前のホテルを取りましたが、今回は丘の上にあるヴィラを選びました。
理由は、一人で泊まるのに安全そうで、何よりとても清潔だったという書き込みを見て決めました。
アクセスとバスでの通学体験
到着一日目は徒歩でスクールに出向きました。
バースの中心まで徒歩25分くらいかかる結距離があったので、次の日からはバスで通うことにしました。
フラワースクールからの帰りは、間違えて反対路線のバスに乗ってしまったり、次の日は降りる場所を間違えたりしたのですが、これ位なら許容範囲(笑)
バースの運転手さんはとっても紳士的で、地図を見せるとすぐに教えてくれました。
ひとりで毎日知らない街のバス停からバスに乗り、近所のスーパーでちょっとしたものを買って帰る。
こんな生活をしていたらきっとすぐ慣れて、どこでも生活していけるんだろうな・・と、ふと思ったりしました。
オーナー夫婦の人柄とヴィラの雰囲気
ご夫婦で営んでおられたウォルトンヴィラは、書き込みのとおりとても清潔で美しいところでした。
到着したその日も、入り口から地下室にかけてペンキ塗りがされていて、オーナーの奥様が全身作業服に身を包み、ペンキを持って地下から現れてびっくり。全部自分たちで手入れをされてるんです。
「いつも奥様がペンキを塗っているのですか?」と聞くと、「彼女のストレス解消なんだ」となんとも優しい表情でオーナーが答えてくれました。
イギリス式朝食の魅力
B&Bなので、お食事は朝食だけ。
この朝食がほんとに素敵!
毎朝予約してある時間通りにいくと、焼きたてのトーストと、入れたてのお紅茶にスクランブルエッグにべイクドベジタブルにソーセージが出てきます。
ジュースやシリアルやフルーツは自由に好きなだけ取ってOK。
「おいしい?焼き加減はこれでいい?」ときいてくれるオーナーのマイケル。
奥様が料理を作ったり掃除担当で、接客はマイケルの担当のよう。
メニューは前日の夜にお願いするので、日替わりでマフィンやポリッジを頼みました。
「ポリッジって食べたことないからチャレンジする!」というと「食べたことないの?」と驚かれましたが、
日本ではメジャーではないと思います。オーツ麦を煮たおかゆみたいなものです。
それに蜂蜜を入れたりジャムを入れていただきました。だまがなく滑らかでとてもおいしかった。
毎朝出会う、イギリス人のご夫婦や、たぶんビジネスマンの若い青年たちと
「good morning!」の挨拶をしてから皆出かけていきます。
部屋からの眺めと過ごし方
部屋からの眺め。
小高い丘が連なって町並みが見えます。
6月半ばに渡英したので太陽が沈む時間は遅く、夜の10時くらいまで明るいのです。
一人でいる部屋は暗くなると寂しいのでちょうどいい。
暗くなる前にシャワーを浴び、とても寒いので早くからベッドに入って書き物をしたりブログを書いたりして過ごします。
このときにスマホが友達!ほんとにタイムリーにFBを見たりして癒されていました。
時計が8時を指していますが、夜の8時ね。
先のブログにも書きましたが、ついたその日は10度を下回っていて、
夏日の日本から来た私は寒さで凍えていました。
10度くらいは寒いうちに入らないのか、ヒーターも入らないし!
とにかく着込んで、眠る前にはバスローブも着て毛布とお布団にもぐりこんでました。
でも寒さで目が覚める。参りました。
花を飾った思い出と英語の壁
三日目からは気温が上がりだし、コートなしでも外を歩けるようになりました。
フラワースクールでは毎日たくさんのお花を使ってレッスンをするので、そのお花を持ち帰り朝食室を飾らせてもらいました。
マイケルにはただ「日本からアレンジメントを学びにきた」としか伝えていなかったのですが
奥様が私のアレンジを見て「日本で花の仕事をしてるんでしょう?」と聞いてきました。
残念ながら細かいことまで伝えられる英語力がないので、勉強しにきていることだけにしようと思っていたのに、アレンジが語ってくれました。
フラワースクールやお花のことは次回に書きたいと思います。
かっこいい!奥様は60歳。めずらしくスレンダーな方でした。
お話した感じは、細かいところまで気配りが出来るご主人のマイケルと、おおらかで気風がいい奥様という感じでした!
まとめ|ホテルよりB&Bで感じたおもてなし
ホテルに泊まると事務的な対応で何も感じませんが、、イギリス人のオーナーのB&Bはおもてなしの精神があり、とても親切です。
日本と変わらず気持ちよく過ごせます。
毎回自分の英語力をもっと上げて、思うことを伝えたり聞いたりして心の交流が出来るようになりたい!と思うのです。
今年はがんばってみようかな。
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谷川 文江(たにがわ・ふみえ) 株式会社アトリエフィーズ代表取締役。一般社団法人フラワーワークスジャパン代表理事。京都芸術大学芸術学部デザイン科卒業。同大学院芸術研究科修士課程修了。
ファッションデザイナー、雑貨デザイナーを経てフラワーデザインを国内外で習得。
1996年フラワースクール「アトリエフィーズ」を設立。
2000年兵庫県西宮市にイギリスのゲストハウスをイメージしたフラワーサロンをオープン。
2013年フラワーワークスジャパンを設立し、講師の育成にも力を注いでいる。
「花とインテリアを通じて暮らしを楽しむ文化を創造する」を理念に幅広く活動中。
著書
『切り花を2週間長持ちさせる はじめての花との暮らし』
『狭くても心地良い空間づくり はじめての極小ガーデニング』(共に家の光協会)
他、ガーデニング雑誌『Garden & Garden』の連載など、取材多数。
3児の母。子供たちはみな成人し、定年後カメラマンとして活動する主人と息子の3人暮らし。
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■ 1~2名の少人数制であなたの知りたいことにしっかり答えます。
■ 体験レッスンは通常のレッスンと同様の花材と流れで行います。
