コラム

子育てと夢の両立|フラワーアレンジメントの資格取得から“花の先生”になった千草美樹先生のストーリー

イギリススタイルフラワーアレンジメント資格取得と開業支援を行っている、アトリエフィーズの谷川文江です。

今回は、アトリエフィーズで資格を取得され、アトリエチアーを開校された千草美樹先生のストーリーをご紹介します。子育てをしながら花の仕事を形にされた道のりには、多くの方が勇気をもらえるのではないでしょうか。

お花との出会い

結婚式のブーケが人生を変えた瞬間

千草先生が花の道に入られたきっかけは、ご自身の結婚式でした。叔母様が手作りしてくれたブーケは、オレンジ色のバラと水色のデルフィニウム、アイビーをあしらったナチュラルなデザイン。その姿を見て、「自分でも作ってみたい」と思い、ご両親へのブートニアを作ったそうです。

「両親がとても喜んでくれて、その笑顔が忘れられなかったんです。あの時の感動が、今でも心に残っています。」

資格取得までの道のり

10年学んでも仕事にできなかった現実

結婚後は設計事務所で働きながら、約10年間フラワーアレンジメントの教室に通われていました。セカンドキャリアとして、花の仕事に就きたいと面接を受けた際、面接官から「資格が条件です」と言われ、大きなショックを受けたそうです。

「10年も習っていたのに、何も証明できないことに気づいたんです。その時に資格の必要性を強く感じました。」

アトリエフィーズの体験レッスンで確信「ここで学びたい」

子育て中でも通える場所を探していた時、偶然見つけたのがアトリエフィーズ。「資格を取って本格的に学べる」と知り、体験レッスンに参加されました。

「体験レッスンでは、新鮮で美しい花をたくさん使わせてもらえて驚きました。先生がどんな質問にも丁寧に答えてくださって、信頼できると感じて、ここで学びたいと思いました。」

開校へのステップ

花仕事支援セミナーで描いた“未来の自分”

現在では、花仕事支援セミナーの講師を務めている千草先生。

資格を取得した当時、FWJの花仕事支援セミナーに参加。そこで他の先生方の話を聞き、「私もこんなふうに教えたい」と明確な目標を描けたそうです。

「それまでは漠然と“お花の仕事がしたい”と思っていましたが、このセミナーで“私もやる!”と心に決めました。」

教室を通して得たもの

「私はもともと人見知りで、人との関わりが得意ではありませんでした。でもお花を通してたくさんの方と出会い、今では人と話すことが楽しみになりました。」

教室には資格を目指す方から趣味で学ぶ方まで、幅広い生徒さんが通われています。「体験レッスンの感動をそのまま伝えたい」という想いで、明るく温かな雰囲気を大切にされています。

開校して12年が過ぎた今

アトリエチアーとしての活動

アトリエチアー作品展にて。左が千草先生

2023年から毎年作品展を開催されるようになりました。
コラムやブログの執筆を通じて、取材や有名ホテルや公立学校からの講師の依頼など活躍の場を広げておられます。

FWJ理事としての活動

FWJ周年パーティーで司会進行を担当する千草先生

FWJの理事として、関西日英協会主催の英国行事の装花を担当されたり、パーティー運営を担っていただいています

代表・谷川文江より

体験レッスンに来られたとき、「子どもが二人いるんです」と話されました。
私が「うちにも三人いますよ。もう成人していますが」とお伝えすると、とても驚かれていたのを覚えています。

「子どもがいても花の仕事ができるのですか?」
その言葉がとても印象に残りました。

資格取得後に教室を開かれ、挑戦を重ねて成長されていく姿を間近で見てきました。
目的を決めたらじっくり考えて、取り組み方が本当に素晴らしい方です。

2019年にはオウンドメディアを導入され、「フラワーアレンジメントの基礎」シリーズが検索上位に掲載されるなど、成果も着実に上げておられます。

これからも、Atelier Cheerの発展と、千草先生のさらなるご活躍を心から応援しています。

講師プロフィール

千草美樹(Miki Chigusa)/Atelier Cheer 主宰・FWJ理事
兵庫県西宮市下葭原町
受講可能科目:フレッシュフラワー/プリザーブドフラワー
公式サイト:https://ateliercheer.com

 


体験レッスンご予約

教室の雰囲気やレッスン内容を確認されたい方のために、体験レッスンにご参加いただいております。作ったアレンジメントはお持ち帰りいただけます。
■アトリエフィーズの体験レッスンは手ぶらでOK         
■ 1~2名の少人数制であなたの知りたいことにしっかり答えます。
■ 体験レッスンは通常のレッスンと同様の花材と流れで行います。

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