目次
花留学の概要
- 2017年4月、1週間の短期留学として、イギリス・バースにあるフラワースクールへ花留学に行ってきました。
 - 今回はその報告をいたします。
 
花留学日程
2017年4月18日(火)~25日(火)利用航空会社
KLMオランダ航空フライトスケジュール
- 往路
2017/4/18 OSAKA→AMSTERDAM KL868
2017/4/18 AMSTERDAM→LONDON KL1021
復路
2017/4/24 LONDON→AMSTERDAM KL1008
2017/4/24 AMSTERDAM→OSAKA KL867 
イギリスへ花留学の目的
今回の花留学では、3つのテーマを持って臨みました。
1.イギリススタイルのフラワーアレンジメントを学ぶ

本場イギリスでフラワーアレンジメントを習うに当たり、特に課題にしたのは以下の2点です。
➀大きなアレンジのセッティング方法
➁教える立場としてのレッスンの進め方
実際にレッスンを受けた感想を述べますと
➀大きなアレンジメントのセッティングは、フォームが動かないようにしっかり固定するように、チキンネットをフォームにかぶせて防水テープで固定する方法が取られていたことが分かりました。
➁教える立ちとしてのレッスンの進め方は、受講生2人とも(私とイギリス人)すでに花を仕事にしていたので、大まかな形をホリエージ(グリーン)で取ることのほかは、”「伸びやかに」「枝のラインを生かして」「情熱を持って」「楽しんで!」といアドバイスをいただいました。
基本より、まずは気持ちを大事にすること、自分を表現することに重きが置かれているようでした。
実際受講してみることで、日本とイギリスの教え方の違いが明確にわかり、今後日本での教え方の参考にしたいと思いました。
 
2.現地家庭でのホームステイ体験
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 語学力に自信がなかったため、イギリスの一般家庭にホームステイことは挑戦でした。
 
 幸運にもスクールの方からご紹介いただき、メールアドレスと住所だけを頼りに自分で交渉。要望が通り、3日間バースの中心部にあるセンターサーカスにある高級フラットに泊めていただけることになりました。
 
3.ロンドンの花市場「ニューコベントガーデン・フラワーマーケット」を視察
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ロンドンには有名な花市場「ニューコベントガーデン・フラワーマーケット」があります。
ヴォクソールに移設しましたが、現在(2024年)は近くまで地下鉄が通り便利になっています。
フラワーマーケットは早朝4時~10時までしかオープンしていないので、ゆっくり視察するには朝7時には入店が必須。幸いにも、一般の人でも誰でも入れて買うことができるので、計画の時間通りに入店できれば後は心配はありません。
小さな願いも含め、今回の花留学を通じてさまざまな経験を積むことができました。
まとめ
2017年のイギリス・バース花留学は、フラワーアレンジメントの学びだけでなく、ホームステイや花市場視察を通じて貴重な体験ができました。
今後は、この体験を生かして日本でのレッスンや活動に還元していきたいと思います。
谷川 文江(たにがわ・ふみえ) 株式会社アトリエフィーズ代表取締役。一般社団法人フラワーワークスジャパン代表理事。京都芸術大学芸術学部デザイン科卒業。同大学院芸術研究科修士課程修了。
 ファッションデザイナー、雑貨デザイナーを経てフラワーデザインを国内外で習得。
 1996年フラワースクール「アトリエフィーズ」を設立。
 2000年兵庫県西宮市にイギリスのゲストハウスをイメージしたフラワーサロンをオープン。
 2013年フラワーワークスジャパンを設立し、講師の育成にも力を注いでいる。
 「花とインテリアを通じて暮らしを楽しむ文化を創造する」を理念に幅広く活動中。
著書
 『切り花を2週間長持ちさせる はじめての花との暮らし』
 『狭くても心地良い空間づくり はじめての極小ガーデニング』(共に家の光協会)
 他、ガーデニング雑誌『Garden & Garden』の連載など、取材多数。
3児の母。子供たちはみな成人し、定年後カメラマンとして活動する主人と息子の3人暮らし。
体験レッスンご予約
教室の雰囲気やレッスン内容を確認されたい方のために、体験レッスンにご参加いただいております。作ったアレンジメントはお持ち帰りいただけます。
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■ 1~2名の少人数制であなたの知りたいことにしっかり答えます。
■ 体験レッスンは通常のレッスンと同様の花材と流れで行います。
