001 / お花の水切り・水揚げについて 01 | アトリエフィーズ


001 / お花の水切り・水揚げについて 01

2017年1月11日




こんにちは!アトリエフィーズ スタッフの詩織です。
このコラムでは、お花に関する豆知識や疑問、お花関連のイベントのレポートをお届けいたします!
お花により興味を持っていただけたり、お役に立つ情報をお届けできれば何よりです。
 
コラム第一回目は、水揚げについて。
 
せっかくいただいた花束が家に帰る前に萎れちゃった~!とがっかりされた経験はありませんか?
お花がきれいに咲き続けるためには、お水が必要不可欠。
 
この切花や枝物が水を吸いやすくして、
たっぷりと水を補給できるようにするための作業を「水揚げ」といいます。

 
花束を花瓶に生けるとき、お庭の綺麗なお花を摘んだとき、
フラワーアレンジメントを始める前にこの一工程を加えることで元気に、より長くお花を楽しむことができます。
水揚げにもさまざまな方法があるので、お花の性質にあった方法で水揚げしてあげましょう。
 
今回は水揚げ方法の中でも、ご家庭でも簡単に出来る水切りをご紹介します。
 

 
水切りとは、水を張ったボウルやバケツの中で植物の茎をカットする水揚げ方法です。
水の中で茎をカットすることにより、水圧で茎の中の空気を押し出し、水あげの効果を高めます。
 
水がしっかり上がるように、茎の先は深めのボウルやバケツの底(きちんと水に沈めて)でカットしましょう。
またカットは吸水面積を広げるために、なるべく斜めに切ります。

バラ


 
新鮮なバラはきちんと水揚げ処理ができれば、10日から2週間、冬場でしたら3週間近くは保つお花です。
 
新鮮なバラを選ぶポイントは、花が開ききっておらず中心部分が硬いこと。
開ききったバラは咲き終わりに近いので避けたほうが良いでしょう。
 

 
写真をよくみると、押し出された空気の泡が見えますよね。
これが茎の中の水分を運ぶ管「道管」から出た空気です。
空気が押し出されることにより、水が上がりやすくなります。
 
バラの水揚げ方法は、ご紹介したような水の中でできるだけ斜めに切る他、
水切りしたあとにガスバーナーの火に10秒くらい当てて切り口を焼くという方法があります。
 
もっと簡単な方法では、萎れてしまったバラを洗面所に水を張り、
浮かせておくだけで元気になることがあるのでやってみてくださいね。

ラナンキュラス


 
花びらが薄く茎が細く、非常に繊細に見えるお花です。
蕾の時は小さく見えますが水が上がれば開花と共に大きく開き長持ちします。
 
新鮮なラナンキュラスを選ぶポイントは、蕾の状態のものを選ぶこと。
小さい蕾のものは開花しても小さめで、大きな蕾のものは開花すると大きくなります。
 

 
水揚げ処理は水切りだけで大丈夫です。
新鮮なものでは2週間程咲く強い花です。
 
 

アルストロメリア


 
アルストロメリアは非常に強いお花で、きちんと水が上がれば2~3週間かけて、最後の蕾まで咲いてくれます。
葉は比較的弱いので、茎についている下葉は取り除いておきます。
 
新鮮なアルストロメリアを選ぶポイントは、雄しべの先を見て粉が吹いていないものを選ぶこと。
開花に伴い百合の雄しべのように粉を吹きますので、選ぶときは注意してください。
 

 
水揚げ処理は水切りだけで十分長持ちしてくれます。
 


 
いただいたり買ったりしたお花が長く持たない…という話をよく聞かれます。
お水がなくならないように足してあげて、すこし元気がなくなってきたな…と思ったら水切りをしてあげると、
見違えるように元気になり、長持ちしてくれますよ。
 
ご家庭でもハサミとボウルさえあれば簡単にできますので、
ぜひチャレンジしてみてくださいね。


谷川 詩織
株式会社アトリエフィーズ社員。 一般社団法人Flower Works Japanのレッシュフラワーベーシック1取得。 アトリエでは主にレッスンの補佐、ネットショップフィーズカフェの制作を担当しています。


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